期 日 2016年6月25日(土)
会 場 横浜市立大学 総合研究棟 4階 生物学実験室
(京浜急行 金沢八景駅下車 徒歩5分)
受付 13:30~
講演会 14:00~15:00
総会 15:00~15:30
研究発表会 15:35~16:55
懇親会 17:10~19:30
講演会
講 師 松本 緑 先生
慶應義塾大学理工学部生命情報学科准教授
演 題 プラナリアの生殖戦略 ?有性生殖と無性生殖?
有性生殖を獲得した真核生物にも、状況により無性生殖を行う生物が存在する。自然界のプラナリアには、自切と再生を繰り返す無性生殖系統、雌雄同体の生殖器官を形成し2匹が交接する有性生殖系統、さらに、季節など環境因子により両生殖様式を転換する系統が同種に共存する。転換系統では、生殖コストをかけずに繁殖できる無性生殖の長所と遺伝的多様性を生じることができる有性生殖の長所を活用していると考えられる。
私たちは、無性生殖個体に有性生殖個体を餌として与えることにより、有性生殖状態に転換させる人為的な生殖様式転換系(有性化)を開発し、この生殖様式転換メカニズムの解明をめざしている。また、本実験で用いるプラナリアは3倍体でありながら生物学の常識であるに反して有性生殖を行っていることを明らかにした。
今回は、これまで解明してきた有性化のメカニズムとともに、プラナリアにおける3倍体個体の減数分裂システムについても紹介する。
研究発表会プログラム (発表15分 質疑5分)
15:30~16:30
(1)神奈川県下におけるコシアカツバメの動向を探る(予報)
苗川博史(東京農業大学・教職・学術情報課程)
(2)キウイフルーツ中のタンパク質分解酵素の性質について
田中雅彦(県立平塚農業高等学校)
(3)ミドリイシサンゴの教材化
鈴木恵子(法政大学女子高等学校)
16:30~17:10
(4)中学校理科(旧第二分野)におけるアクティブラーニング型
授業の実践
松井友里(湘南学園中学校高等学校)
(5)中学校理科(旧第二分野)における自由研究に英語の題を
つけることの理科教育的効果
〇横山一郎(湘南学園中学校高等学校)
岡崎絵美(湘南学園中学校高等学校)